認定こども園コンサルタント 金子誉のコンサルティング日記

2月 11, 2020 5:29 am

統廃合の影

Uncategorized

地方出張で様々な場所・法人様へお伺いをさせていただく機会が数多くあります。

そこで話題となるのが、「廃園」です。

「後継者がいない、この時代に経営を続けていても意味がない」ということで廃園を決断されたとのことです。

確かに、経営を続けていくことが難しい状況は必ず存在します。しかし、だからといって、そのまま廃園の手続きを進めることは、地域のためになるのでしょうか?

是非、この現状に直面している方々は改めて統廃合について検討をしていただければと思います。

そして経営者の高齢化により統廃合の判断が難しい法人の場合には、周りの方々が真剣にこの課題に向き合っていただければと思います。

全ての法人に業績に関係なく長所があり、存在している意味があります。

その強み・意味を未来に残すためにも統廃合は重要な手段であり、地域に質の高い教育・保育を残すためにも必要手段です。

改めて、「今起きているこの現実、そしていつか皆さまにも訪れる未来」についてこの時期から真剣に考えていただければと思います。

2月 9, 2020 10:09 am

お互いについて知ることの重要性

Uncategorized

突然ですが、皆様は従業員の価値観についてどこまで理解をしておりますか?

個人の歴史・価値観について知ることは非常に重要です。

なぜならば、これを知ることによって、「その人が何を目的に働いているのか、その目的を実現するために組織に対して何を求めているのか」について理解をすることができ、それに合わせて誰に対してどの仕事を任せるのか細かく考えることができます。

そのためにも個々の価値理解は非常に重要です。

これを理解するためにに今すぐできることは、「トップ自身の歴史について語ること、そしてこれをベースに一人一人とゆっくり話す時間を少しでも作ること」です。

是非、新年度を迎えるこのタイミングで実践していただければと思います。

それではまた!

1月 29, 2020 11:54 am

帰りたくない人の心理

Uncategorized

当たり前な話かもしれませんが、全ての企業・法人で働き方改革について実践されているかと思います。

技術的な面で業務量を削減されていることはもちろんだと思いますが心理的な部分でも、「帰るべき理由」を職員の皆さまに作るような仕掛けについても作られていますか?

とある法人様にお邪魔した時に、業務量がかなり減少しているにも関わらず、なかなか従業員の皆さまが帰らない現象に遭遇いたしました。

様々な経営者の方と議論をしている中でこの現象の原因として至った結論は、「帰る理由がない」ということでした。

確かに、よくよく考えてみればこの働き方改革は、目的の共有が国からすらなく、雰囲気の中で始まっております。

無駄な業務が減少することはもちろん歓迎すべきことです。しかし、仕事を生きがいにされている方々は、「生きがい」を奪われる結果となります。確かにこれでは大きな反発が起きることが予想されます。

この事態を引き起こさないためにも、「スキルとしての働き方改革」とセットで、「マインド面での働き方改革」も必要となります。

具体的には

「目的から外れた手段の精査を行い、空いた時間を自分の生き方と照らし合わせた時間の使い方を考える」ということです。

改めてにはなりますが、働き方改革で実行しなければならないのは、目的思考を中心とした業務量削減と、生き方に照らし合わせた時間の使い方の提案になります。

是非、ご検討いただければ幸いです。

1月 26, 2020 9:51 pm

組織情報を開示出来ますか?

Uncategorized

突然ですが、皆様の法人では財務の結果、従業員満足度(離職率、離職理由等)について外部へ開示することはできますか?または、実践されていますか?

もし、どちらかについて実践をされていないとしましたら、まずは従業員満足度を中心に、この2020年は情報開示を実践していただければと思います。

この業界は非常に閉鎖的です。その結果、根拠のない噂が良い方向にも悪い方向にも伝達していきます。

例えば、

「実習生が実習時に感じた嫌な経験をまるで法人の全てを表現するエピソードとして日誌に書き、その結果、その養成校からの実習希望者が大幅に減少。結果、新卒採用が昨年度より大幅に減少してしまった。」

上記のエピソードについて身に覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この状況を打破するためには自ら組織情報を開示するしかありません。

しかし、これを実践するためには、従業員の方々から情報を集める必要があります。

この「従業員の声を集める」事が最も経営者の方々が恐れることだと思います。しかし、この恐怖を超えなければ組織情報の開示に繋がりません。

是非、情報開示の実践・開示出来る組織作りについてチャレンジしていただければと思います。

それではまた

1月 20, 2020 1:21 pm

「必要としていること」を伝える重要性

Uncategorized

組織の中には、それぞれの従業員に役割が存在します。つまり、それぞれの人に求められる役割は異なるため、基本的には同じ働きを行っている人間は存在しません。

しかし、この業界ではこの現象が起きています。理由としては組織階層の少なさと、マネジャーとして、昇進するための要件と教育を受ける機会が限りなく0に近いからです。

しかし、それでは組織として不幸な事態を引き起こします。

例えば、「中間管理職でもある主任が若手と同じように組織に対して文句を言う」事態です。この場面に見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

これを解決するために、明日から取り組める方法として考えられるのは、「求めている役割をまずは伝える」ということです。そしてこれは壁打ちのように、何度も繰り返し実践するしかありません。

是非、この新年のタイミングで「従業員一人一人に対して何を期待しているのか」お伝えするのはいかがでしょうか?

それではまた

1月 19, 2020 4:36 am

売り物は何ですか?

Uncategorized

とある法人様で今後の経営を考えた時に、「しっかりと価格を見直し高収益化を実践していかなければならない。」というお話しになりました。

それでは、これを実現するために何を実践しなければならないのかと考えた時に改めて商品、つまり教育内容について考え直すことが必要となります。

その時にこの業界起きる議論は、「時流適応か?過去の積み重ねか?」という議論です。

結論から申し上げますと、時流適応も過去の積み重ねも全てやるべきだと私は考えます。

例えば「通常の活動は今までと同様に5領域を中心とした教育・保育内容を実践。課外はSTEAMの実践」という形です。

つまり、「自法人の長所を伸ばしながら、その長所をより活かすためにどの時流を包み込んでいくのか?」という発想で改善を続ける高付加価値化を目指していただければと思います。

この積み重ねの結果生まれるのが、高収益化です。手段と目的を誤らないでいただければと思います。

1月 12, 2020 3:30 am

未来について語ることの重要性

Uncategorized

突然ですが職員の方々へ、未来について語る機会を意識的に設けていますか?

私の会社では年始に必ず経営方針発表会という形で、会社の未来についてトップから聞く、そしてそれを切っ掛けに考える機会があります。

ここでは、いい話だけではなく3年から5年先の未来に訪れると予想される「悪い話」についてもトップから伝達されます。

このような形でトップから未来について自らの口で語り、そのために何を従業員に対して求めているのか、求めている仕事に対して法人・企業として何をサポートするのかについて伝え、職員間に議論を生むことは非常に大切なことです。

そして何よりこのような機会が存在することによって、未来に向けた前向きな組織へと変化をしていきます。

経営方針という形でいきなり実施することが難しいと感じる方はまずは、メール等で年明けのタイミングで未来についてお伝えするのはいかがでしょうか?

1月 9, 2020 11:41 pm

認定こども園移行後の理想

Uncategorized

昨年、とある園へお邪魔させていただきました。

こちらの園様は圧倒的地域一番園で、地域の方からも大変評価の高い法人様でした。

こちらの経営者様の次に考えるべきテーマとしては、「小学校との接続を意識した幼稚園経営」とのことです。

「自分達の教育・保育が卒業後どのようになっているのか、その姿を通じて自分達の園で何を変えていかなければいけないのか、ということを今後検証していくためにはこのような取り組みが必要」とのことです。

当たり前な話かもしれませんが、本当に教育・保育が好きな方です。

このような園がさらに登場して、地域の教育・保育品質を向上させていくことを引き続き楽しみにしております。

11月 7, 2019 2:04 am

働き方改革の本質

Uncategorized

働き方改革、全ての業界で大きなテーマとなっています。皆さまの園では、働き方改革は進んでいますでしょうか?

私のご支援先でも進んでいる園・そうではない園、それぞれ存在します。
働き方改革が進んでいる園の特徴を1つ挙げるとするならば、

「ゴールが明確になっている園」になります。

話は少し逸れますが、働き方改革を阻害する大きな要因は、「教育に必要だと思う」発言です。
正直この言葉を言われた瞬間、誰も何も反論できなくなります。

しかし、よくよく考えてみればこの状況がそもそも間違っています。

本来、「教育に必要だと思う」という発言の後に続く発言としては、
「そうだね。我々の教育の成果は〇〇。そう考えると、この業務は必要ではないかもね。ならば削ってみよう!」という発言です。

「教育に必要」発言の後に、上記の会話・発言が連鎖するはずなのです。しかし、実態は大きく異なります。

つまり、働き方改革が進まない園の特徴は、「議論をする軸」が明確になっていないのです。

技術的なことで業務時間を減らすことは可能です。しかし、そこから一歩働き方の本質部分に踏み込もうと考えた場合、このゴール設定は非常に重要です。

是非、この部分にも焦点を当てながら全ての人が幸せになる働き方改革を進めて頂ければと思います。

10月 3, 2019 8:40 am

園児募集を新しく

Uncategorized

とある先生とお話をさせていただいた時に、「もう入園説明会はしていません。今は直接一対一で園の環境の意味・目的を時間をかけて説明をしています。」とのことです。

確かに今の時代、入園説明会でお話をされている基本的な内容は動画で簡単に見ることも可能です。

さらに、今後5G時代到来を考えた時にリアルでの説明会の価値は再度考えないといけません。

具体的には、今後の説明会が向かうべき方向は「高頻度の対話」です。

上記に一例として記載させていただいた法人様の説明会からの入園倍率の高さは対話にあります。

保護者の価値観・教育観は当たり前ですが、一人一人異なります。そもそも認識していない場合も存在します。

そのため、「認識をしていない人には教育観を理解させる対話、認識している人にはそれを実現するために園として何を提供出来るのかの対話」を実践し、「ここが入園すべき園である」と保護者一人一人に確実に認識をしていただき、入園の決断をしていただく必要があります。

そのためにも、様々なデジタルツールを活用しながら実践をしていただければと思います。

直接対面での説明が難しいのであれば、テレビ電話での面談でも私は問題ないと考えます。

是非、改めて説明会の在り方について検討していただければと思います。